【原因は？】今年の冬は粉ふき肌、かゆみ肌から卒業しよう！

冬場になると、ストッキングやタイツなどを履く機会が増えるでしょう。朝、何げなく履いているタイツですが、帰宅後に脱ぐと、タイツに白い粉が付いていることがあります。この白い粉は、古い角質。
寒くなると肌は乾燥しやすくなりますが、肌の乾燥により、古い角質が綺麗にはがれることが出来ず、肌に残った状態となります。そして、何らかの刺激を受けることで、白い粉となってはがれてきます。この粉ふきは、体だけではなく、顔などにも起こりますから、充分注意が必要です。
粉ふき肌になっているということは、肌の新陳代謝がうまく機能していないということですから、まずは肌の新陳代謝を改善していくことが必要です。正しいケアが出来れば、粉ふき肌は改善することが出来ますから、諦めずにケアをはじめましょう！

粉ふき肌を改善するためには、まずは肌に残ってしまっている古い角質を落としやすくしてあげることが必要です。「どうすれば、落としやすく出来るのだろう」と思われる人もいると思いますが、蒸しタオルを使ってケアをしたり、マッサージクリームを使って肌を柔らかくしていくことがおすすめです。
ただし、マッサージをする際には強く行ってしまうと逆に肌ダメージを与えてしまうことになりますから、優しくケアをする、過剰に行いすぎないことがポイントです。
また、入浴の際にはお湯だけではなく、入浴剤などを入れることも効果的です。最近では、保湿成分配合の入浴剤などもありますから、これらを取り入れて肌をしっとりとさせましょう。入浴が終わったら、素早くボディークリームやスキンケア用品を用いて、肌を保湿することも忘れてはいけません。入浴後の肌は、特に乾燥しやすい状態ですから、すぐにケアをする様に心がけましょう。
意外と思われるかもしれませんが、粉ふき肌を改善するためには、食生活の見直しも大切です。角質の排出を促してくれるにんにくや生姜などを積極的に取り入れると良いでしょう。これらの食品は、血液や代謝改善も行ってくれます。ビタミンCやβカロチンなどが含まれた食材も、粉ふき肌には有効ですから、積極的に取り入れるようにしましょう。

冬になるにつれ、肌にかゆみを伴う人がいます。「どうして、この時期になると、こんなにかゆみが出るのだろう」と思っている人もいると思いますが、かゆみの主な原因は乾燥。
寒くなると、家の中やお店、職場では暖房をつけることになり、常に乾燥している環境で生活をすることになります。そうなれば、自然と乾燥を引き起こしてしまいます。
そして、知らず知らずのうちに掻いてしまう人も多いと思いますが、掻くことでかゆみを増してしまうヒスタミンを誘発することになり、更にかゆみが増すことになります。

冬場になると乾燥しやすい人は、日頃の入浴から気を付ける必要があります。乾燥しやすい人、かゆみがある人は、シャワーではなくお風呂に浸かることがおすすめです。入浴というのは、新陳代謝を高める効果もありますから、乾燥肌を根本的に改善することが期待出来ます。
入浴時のポイントは、温度を低めに設定すること。また、体を洗う際には刺激の強いタオル、石鹸を使わないことが重要です。肌刺激は出来るだけ抑えるケアを心がけましょう。
入浴後は、保湿クリームなどでしっかりと保湿することが重要ですが、肌に刺激の少ないものを選ぶことも大切です。中には、アトピー性皮膚炎や加齢によるかゆみを伴っている人もいると思いますが、こういった場合にはアミノ酸やセラミドなどが配合されているものを取り入れると良いでしょう。かゆみがひどい時には、抗ヒスタミン剤が含まれているかゆみ止めなどを用いて、対処することも必要となります。また、漢方薬などを用いて、体の中から改善していくという方法もあります。
食事に関しては、たんぱく質やビタミン類、亜鉛などを積極的に取り入れると良いでしょう。

冬になると、洋服で肌は隠れてしまいますから、ついつい肌ケアを怠ってしまいがち。乾燥してしまえば、粉ふき肌やかゆみ肌になってしまうこともありますから、しっかりとケアをして肌の健康を維持しましょう。粉ふき肌、かゆみ肌になっている人は、今からしっかりと正しいケアを取り入れて、トラブル知らずの肌を目指しましょう！！