ひとつで何役?定番アイテム『ワセリン』の基礎知識と使い方


プチプラ美容に大人気のワセリン。 ハンドクリーム、リップクリームなど幅広く全身の保湿に使ったり、 ワセリンパックで肌の乾燥やシワが消えたという声もあり、プチプラなのにすごい奴。 そんなワセリンの種類や使い方をまとめてみました。

ワセリンは大きく分けて3種類

ワセリンは、大まかに分けると黄色ワセリン、白色ワセリン、プロペトの3種類があります黄色ワセリンは黄味がかっていて、有名な『Vaseline』も黄色ワセリンです。 黄色ワセリンは精製度が低いですが、その分安価なので広い範囲の保湿に使うのに適しています。 次に白色ワセリンは、黄色ワセリンよりも精製度が高くなっています。第3類医薬品に指定されていて、ドラッグストアや薬局でそのまま『白色ワセリン』という名前で販売されています。 最後のプロペトは白色ワセリンよりも精製度を高めたもので、アトピーなどの皮膚炎に保湿剤、軟膏の基材としても使われます。プロペトを手に入れるには処方せんが必要です。 主に美容目的でワセリンを使う場合は、手に入りやすい黄色ワセリン、 白色ワセリンを使用することが多いと思います。 コスパ重視なら黄色ワセリン、肌が弱い人は精製度の高い白色ワセリンがおススメです。  

潤いを与えた後にワセリンを塗ることで保湿効果が高まる

マラソン選手の体に塗って、ウェアで皮膚がこすれるのを 防止する用途でもワセリンが使われています。 ワセリンは皮膚に膜を張ることで肌を守るのです。そのため、オイルやニベアクリームのように ワセリン自体に潤す効果があるわけではないので、化粧水などで潤いを与えた後、 フタとしてワセリンを塗ることで保湿効果を高めることができます。 そのため、保湿ケアとしてワセリンを使うなら、お風呂あがりや水を使ったあとなど 少し肌がふやけているときにするか、保湿効果のある美容液などを浸透させてから塗りましょう  

ワセリンで全身を保湿!

ワセリンは体の様々な箇所の保湿クリーム代わりに使うことができます。 水仕事の少し濡れた手に塗ってハンドクリーム代わり、リップクリーム代わり、 洗顔後、化粧水の後にワセリンを塗って乾燥対策。 その他、ヘアクリームとして髪の毛の保護乾燥したガサガサのひじ・かかとのパック、 お風呂あがりの乾き切らない肌にボディクリームとして塗るなど、体の様々な箇所に使えます。 お風呂の中で塗ってボディマッサージしたり、 ワセリンを塗った手と足を手袋、靴下に入れて集中ケアするのも 乾燥する季節におススメの使い方です。

保湿アイテムとして以外の使い道も

ワセリンには保湿ケアとして以外の使い道もたくさんあるのが特徴です。 ・クレンジング代わりに ・足に塗って靴擦れ対策 ・バッグなど革製品のツヤ出しクリーム ・虫さされなど傷の保護にも などなど。ワセリンはスクラブやパックなど、顔・体に塗って使う美容アイテムとしても様々な使い道があるのですが、それ以外にも日常生活の中で多種多様に使われています。 1つで何十通りもの使い方があるので、家庭に常備しておきたいマルチなアイテムなんです。

おわりに

プチプラなワセリンは、敏感肌なら白色ワセリン! あくまで油膜を貼って肌を保護するものなので、保湿をするなら潤いを与えてから。 使い道は全身保湿にメイク、靴擦れ対策や革のツヤ出しなど、 美容アイテムとしてだけではなく日常生活の万能油としての側面も。 困ったときにはとりあえずワセリン、というくらい万能です。 家庭に1つ常備しておきたいアイテムですね!

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